和歌山県産婦人科医会会長の矢本希夫でございます。この度、平成31年4月より本医会の会長を務めさせていただくことなりました。浅学非才ではございますが、会員の皆様のご理解とご協力をいただきながら医会の運営に尽力していく所存でございます。本会は会員相互の学術向上と親睦を図り、産婦人科医療業務を円滑ならしめ、もって地域社会の保健福祉に貢献することを目的とします。会員数は令和4年3月31日現在125名です。
和歌山県は日本最大の半島である紀伊半島の西半分に位置し、県南部には大規模な山地を有し、風光明媚な、農林業、漁業、工業、観光業等の盛んなところであります。しかし、平成22年、県の人口が100万人を割り込み、出生数の減少、超高齢化が進行しつつあります。「子育て世代包括支援」の施策のもと、県下の各市町村では子育て世代包括支援センターの設置や産後健診、産後ケア事業等が開始されています。
紀伊半島のすぐ先の太平洋に南海トラフがあります。それほど遠くない将来に南海トラフ地震が発生することが、政府地震調査研究推進本部から示されております。さらに、津波、台風、水害など様々な災害が降りかかります。自助・共助・公助が機能するように、本会では、災害対策委員会、災害時小児周産期リエゾンを中心にそれぞれの課題に備えることを進めています。
本会では、生命の誕生、生活の支援、命の終焉に関わる医師として、女性にやさしい医療を、女性の健康に関する専門的サポートや啓発活動を展開しております。県民の皆様のより一層のご理解、ご協力をお願い申し上げます。
和歌山県産婦人科医会
会長 矢本 希夫
会長 | 矢本 希夫 |
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